5.航海 かえり船 180803

舞鶴の港は少し悲しい
興安丸 僅かに記憶に残る船名
大陸から戦後多くの引揚者がこの港に着き
この景色を涙とともに眺めた

子供の時に聞いた田端義男のかえり船
歌の意味を知ったのは大人になってからだった

今、私は舞鶴港に近づいています
何も言う言葉を持たないままに

schooner Ami船長 溜 光男
2018年8月3日